母を訪ねて

二ヶ月振りに山口県に住む母の所へ行ってきました。

転んで立てなくなった母を、入所している介護アパートの職員の方が病院に連れて行ってくださっているとの連絡をうけました。

大丈夫かと心配しながら待つこと2時間半、やっと連絡がきました。

骨折はしていないようですが、色々と困ったことがおこっているようです。

山口県の母の所へ行ってみると、自宅に帰りたがる母を連れて帰るには車椅子が必要になっていました。

翌日、念のため病院へもう一度連れて行って詳しく検査をしていただきました。

今年95歳になる母ですので、日常生活に不都合なことが様々起こってきて、母も自信をなくしてきたようですし、私も心配が大きくなってきます。

そんな時、母を担当するケアマネさんや職員さんからの、

「先を心配しすぎないでくださいね。今後も介護計画を考えてその時々で考えていきましょう。色々方法はありますよ。大丈夫ですよ。」

と言っていただき、湯河原に帰ってくることができました。

いつも明るく優しい介護施設の方々に感謝、感謝です。

母の自宅の庭のあちこちに紫陽花の花が咲き始めました。

雨で庭に出られない母の為に花瓶に少しさしてみました。

帰りに京都にお墓参りの為に寄りました。

生憎、前日に梅雨入りしたようで、大谷本廟に着くとどしゃぶりの雨で、人影もまばらでした。

駅までタクシーに乗ると、運転手さんが、大谷本廟は拝観料が無料だからいつもなら早朝から外国人観光客であふれているといっていました。

そんなことまで調べている外国人観光客に感心すると同時に、ここは墓地なのになぁと心配にもなりました。

お昼前、京都駅に戻ってきたので、新幹線に乗車前お土産を買いつつ、カフェで一休みです。

マールブランシュでは季節限定のケーキが必ずあります。

今回は、初夏限定のジューシーメロンのショートケーキを頂きました。

今回の旅で唯一のんびりできたひと時でした。

これからも、色々な方々に助けていただきながら、母を見守りたいと思います。