平安神宮と京都京セラ美術館
11月初め、母の住む山口県に行った帰り、京都に寄ってきました。
年齢のせいか、山口県への強行軍での移動は体にこたえるようになり、京都に泊まり夜は早めに休むようにしています。
そのおかげで翌日は大谷本廟に8時半頃にはお参りに行けます。
今年は兄の7回忌ですので、本堂での11時からの読経に参加させていただく申込をすませた後、2時間ほど京都の旅に出かけました。



今回は母が懐かしがっていた平安神宮に行ってみました。行ってみると、創建130年記念として「朱塗りの社殿」の塗替えと耐震補強工事中で、シートが掛けられていました。大鳥居は昔の記憶のままでしたが、何となく昔の自分の印象とは違っていました。中,高校生、大人になってからも、何度か行っていますが、旅はいつ、誰と行くかでその見え方は大きく違うようです。


近くに京都市京セラ美術館があります。2020年に大規模なリニューアルが行われ、京都市美術館が「京セラ美術館」という新名称になったそうです。
建物の外構や新た作られた建物は昔からの京都市美術館の重厚な外観を損なうことなく、素晴らしい美術館です。残念ながら早く行き過ぎて開館まで時間があり美術館の中まで見られませんでした。高校生の頃、京都市美術館は遠足の一環として行った記憶がありますが、遠足の浮かれ気分で見学したので、ほとんど覚えていません。
次回は、京セラ美術館に集中して所蔵物を見学したいと思いました。
その後、大急ぎで大谷本廟に戻り、本堂での読経に参加しました。
僧侶が4名で声をそろえて読経をする声がお堂に響いて、心が洗われます。
今回は参加者も多く外国の方もいらっしゃいました。
京都は本当に外国のかたが多く、こんなところまでと思う場所にも観光客がいてびっくりします。

最後は、いつものようにマールブランシュ八条口でケーキを食べながら、新幹線の時間待ちをします。
半日の京都旅ですが、リラックス出来ました。
鍋島早苗


