ハクチョウを見に

去年の大晦日、千葉県の印西市に白鳥を見に行ってきました。よくインターネットで印西市の白鳥の動画を見ているので、機会があれば行ってみたいと思っていたんです。東京方面への高速道路は混んでいるかと思いましたが、大晦日で下り方面に帰省ラッシュなのか、上りはとても空いていてすいすい行くことができました。 印西市にある川に着くと、コブハクチョウがたくさんいました!ハクチョウの合間に黒い水鳥も泳いでいて、仲良く共存しているみたいです。黒い鳥の方は、我孫子市のシンボル・オオバンで、手賀沼で一年中見られる鳥らしいです。初めて見ましたが、フォルムが丸っぽくて可愛いです。コブハクチョウは、英語名でミュートスワンと言って、あまり鳴かない鳥です。たくさん集まっていましたが、鳴き声は静かでした。中に一羽だけ、コハクチョウが混じっていました。コブハクチョウは嘴にコブがあってオレンジ色をしていますが、コハクチョウは嘴が黄色くて少し身体も小さめです。どうやら一羽だけ紛れ込んでしまったようですね…。元の家族のもとに戻れるといいんですが。 途中で、おそらく保護団体の人らしき数人がやってきて、ハクチョウたちに餌をやっていました。辺りにいたハクチョウが一斉に集まってきたので、壮観でした。こうしてちゃんと餌をやることで、農業被害を減らしているんだと思います。大変ですが立派なお仕事ですね。 その後、近くに白鳥の郷という場所もあったのでそちらにも行ってみました。そちらは、農耕地帯の一角を沼に作り替えて、白鳥の生息地にしたという場所です。最初は数羽だけ飛来してきたハクチョウを、近隣の人が見つけて何年もかけて餌付けし続けて飛来を増やしたそうです。今では毎年千羽以上のハクチョウがやってきて、越冬していくそうです。こちらは、コハクチョウ(オオハクチョウかもしれません。)ばかりだったので、たくさん鳴いていました。先ほど川にいたコハクチョウは、白鳥の郷から紛れてしまったのでしょうか。ちゃんと戻れているといいなと思います。お土産物屋さんでハクチョウの下敷きを買いました。 帰りの高速道路ではスカイツリーも見えて綺麗でした。また楽しい旅をしたいです。