湯河原の河津桜
河津桜といえば名前の通り河津町が有名ですが、湯河原にもお花見スポットがいくつかあります。
先週、千歳川の河津桜と菜の花を見に行ってきました。
千歳川ではボランティアの方の活動で四季折々のお花が楽しめます。
河津桜の濃いピンクと、菜の花の黄色と緑、よく晴れた青空にとても映えていました。
ゆめ公園でも河津桜が満開です。
満開の桜並木は気持ちが上がりますね。
河津桜は背が低いのでお花を目の前で見ることができます。
そのせいか、駐車場の車の多くは桜に向かって停まっていました。
桜といえばまずソメイヨシノを思い浮かべますが、実は日本には人間の手によらず、自然に生え育った原種が10種類ほどあります。
そこから自然交配して生まれた変種は100種類以上。
さらに現在では原種を交配して作り出された改良品種も数多くあり、その数は600種類を超えるともいわれています。
河津桜は寒い季節に咲き始めるため、長く時間をかけて開花から満開を迎えるのが最大の特徴です。
花期が長く、2月から3月にかけての約1ヶ月間、楽しむことができますが、中でも一番の見頃は満開前の6から8分咲きの頃だといわれています。
ソメイヨシノと異なる特徴を持ち、風や雨にとても強いのがカワヅザクラの魅力の一つ。
花の美しさを比較的長い期間楽しむことができるため、お花見に適した品種として親しまれています。
まだ寒さが残る2月頃から咲き始めるのが早咲きのカワヅザクラ。
その後を追うように3月中旬頃からソメイヨシノやシダレザクラなど多くの品種が開花し始め、遅咲きのヤエザクラは5月頃まで咲き誇ります。
これなから春のお花見シーズンが楽しみですね。