早春の清水寺
1月末、山口県へ行った帰りに、京都に立ち寄りました。
目的はいつも同じなのですが、東山の大谷本廟へのお墓参りです。
今回は清水寺にも参拝しました。
実は大谷本廟から清水寺までは坂道を6~7分歩けばたどり着きます。
2008年から始まった平成の大改修を終えた後、立ち寄るチャンスがなかったのですが、今回は久しぶりに清水の舞台から京都の町を眺めてみました。
数日前に振った雪が屋根に少しずつ残っていて、とてもきれいでした。
清水寺のこれ程大がかりの改修は本当に久し振りです。
特に本堂の屋根「檜皮葺(ひわだぶき)」の葺き替えは50年振りとの事。
舞台も新しくなり素晴らしかったです。
久し振りでしたし、なんだか人だかりもあったので本堂でおみくじを引いてみました。
今年になって3回目です。
何も考えずにひいてみたら「第一大吉」でした。
びっくりして回りの人の様子を見たら、やはり第一大吉の人はいないようで、こんなこともあるのかと思いました。
「このみくじにあう人は、威勢つよく万人に尊ばるるなり」と書いてあったのですが、一人で来ていたので喜びを分かち合う人もなく、おみくじを財布にしまいました。
その後、音羽の滝まで石段を下り、清水坂、産寧坂を下って、いつも立ち寄るカフェに行ってみたところ、代替わりしていました。
確かに昔とは土産物屋さんもだいぶ変わってきています。
コロナは京都のような観光地にも変化をもたらせたのですね。
ただ、今回、清水寺に行ってみたら、ものすごくたくさんの外国人観光客がいました。
着物を楽しんでいる人も多く、少しずつもとに戻っていくのかとうれしい気持ちになりました。
バス停までの坂道の途中にある、素敵な小学校もいつの間にかリノベーションされてホテルに変わっていました。
帰りの新幹線に遅れないように、バス停まで駆け足で坂道を下り、バスで京都駅に戻りました。
ほんの2時間半の京都の旅でした。