祇園祭

母に会いに行くための山口行は、ここ数年恒例になってきました。

毎回、少しずつ認知症が進み、歩行もスムーズにいかなくなってきました。

母を自宅に連れて帰ると、やらなければならない事はいっぱいあり、数日がすぐに過ぎていきますが、一番大切にしているのは、母の話を聞くことです。

毎回、同じ話を繰り返しますが、出来るだけ初めて聞くようなつもりできいています。

母が楽しそうに話すのを聞いていると、ほっとします。

いつも湯河原に帰る途中、京都に寄って大谷本廟でお参りをします。

今回は7月14日で祇園祭の宵々山ということもあって、ついでに山鉾をいくつか見させていただきました。

時間もあまりなく、ものすごく暑い京都ですので、大急ぎで三基の山鉾、長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾を見てきました。どれも思った以上に大きく高さもあり、飾りつけも豪華です。

九基の鉾と十四基の山があるそうで、祇園祭は京都の人々にとっての特別であることが、たった三基を見ただけでもよくわかります。

すべてを網羅することはできないにせよ、来年はもう少し時間を見つけて、他の山鉾や山もみてみたいと思いました。

すべてを網羅することはできないにせよ、来年はもう少し時間を見つけて、他の山鉾や山もみてみたいと思いました。