ふるさと青森と、しゃこちゃん
先月家族で父の故郷青森に行ってきました。
初めて訪れたのは小学生の頃、20代で祖父のお見舞い、葬儀と、今回で27年ぶり4回目の青森です。
久しぶりの父の実家は新しく建て替えられ、周りにもたくさん家が建ち、私の記憶の中とはだいぶ変わっていましたが、遠くまで広がる田畑は思い出のままでした。
キッチンの窓から見える景色は一枚の絵のようです。
叔父叔母とゆっくり話したあと、父の兄妹にも会いに行き、一緒にお墓参りに。夕日を見ながら実家を後にしました。
その後は父との思い出をたどり五能線木造駅と向かいました。
木造駅は、駅舎の正面に巨大な土偶が張り付いたかのような駅です。
この土偶のオブジェは、地元の「亀ヶ岡遺跡」から出土した縄文時代の「遮光器土偶」をかたどったもので、「しゃこちゃん」という愛称があります。
「しゃこちゃん」は平成4年、ふるさと創生事業の交付金を活用し、総工費2億円をかけて完成したとのこと。なんと電車が近づくと目が光ります。
駅舎の営業時間に間に合い、最後の「いらっしゃいビーム」を見ることができました。
出発の日は嵐の中終日移動でしたが、青森に入ってからはとても良い天気に恵まれました。
翌日、弘前城に行くこともでき、過去の思い出をたどりながら、新たな思い出を作ることができました。