令和8年5月3日 第62回小田原「北条五代祭り」
ゴールデンウイーク真っ只中の5月3日午後0時40分、私は小田原市内のお堀端通りに佇んで居ました。
小田原駅から雑踏のなかを歩きお堀端通りに辿り着くのはひと苦労でした。
これから来るであろうパレード隊を楽しみにワクワクした気持ちで歩道にいたのです。

歩道は見物客であふれかえり、多分、湯河原真鶴の住民よりも多い人々で埋め尽くされていました。
パレードは、高校生の吹奏楽部、チアダンス部、バトンチーム、陸上自衛隊音楽隊、ボーイスカウト、ガールスカウト、湘南ベルマーレフットサルクラブと、次から次へとやって来ます。
その後、武者隊、先駆け軍団が続きました。

少年少女たちが扮する忍者隊の装束は、カッコ良く、風魔小太郎の登り旗も目に雄々しく映りました。
北条五代は、初代:早雲、二代目:氏綱、三代目:氏康、四代目:氏政、五代目:氏直が領民に善政を敷いたことで有名です。
当時、税の配分は六公四民が当り前だったのですが、これを四公六民として税を軽くしたことで早雲は人気を得ました。
初代早雲は水戸黄門の格さん役で有名な俳優、合田雅吏氏、四代氏政は名優の高嶋政伸氏、五代氏直は小田原出身のエンターテイナー、柳沢慎吾氏が馬に乗ってパレードに参加しました。



かれらが来ると子供も大人もやんやの喝采でした。
三人とも素晴らしいパフォーマンスでした。
30年程前、信金の業務課長時代、新定期積金を発売しようとして「虎の子積金」を考えたことがあります。
北条家が虎の印判を使っていたことを知り、それにあやかりたいと思ったのです。
虎の印判は、早雲が韮山を治めていた時、次のような初夢を見たことで代々使用されることとなりました。
「広々とした平原に、二本の大杉が生えていました。突然、一匹の鼠が現れ、大杉を根元から食いちぎり、鼠はみるみる大きな虎に変身し、大杉を倒してしまいました」当時、関東を制していた二つの上杉家を倒して、関東を制覇する野望を心に秘めていた早雲が、己を鼠に見立て虎になる夢を神のお告げとして家臣たちに相模の国進出を表明したわけです。
このことを元に新定期積金を考えたのですが、残念ながら実現しませんでした。
北条五代祭りを見ながら、そんなことを思い出し、感慨に耽っていました。
パレード終了後、王将で広東麺と生姜餃子を食べて帰途につきました。

とても美味しかったのですが、レジで勘定を聞き余りの安さにビックリ。
店員さんたちの接客応対も良かったので、近いうち、また来ようと決意しました。

