小田原おでん本店と六番館

今年の夏は、7月早々から真夏の暑さが続き、まだまだ続く長い夏を思うと、うんざりします。

今年に入って公私ともに忙しい私は、珍しく少し食欲不振、早くも夏バテ気味で体調も今一つです。

こんなことではいけないと、娘が美味しいと言っていた「おでん」を食べに娘を誘って出かけてきました。

小田原ミナカにある「小田原おでん本店」に、行ってきました。

私達は牛すじ丼ランチを選びました。これはおでんを5種類と牛すじ丼がセットになっていて、前菜とデザートが付きます。

おでんはだしの味がきいた薄めの味で、からし、ワサビ、うめの三つの薬味がついてきます。

牛すじ丼は半分ほど食べたら、熱々のおでんのだしを注いでもらって、お茶漬けのように食べることが出来、最後までサラサラと食べてしまいます。前菜も手抜きはなく、今回のデザートは自家製梅ジャムをのせたアイスクリームでした。

全てがとてもおいしく、大満足でした。おでんの種類もたくさんあったのですが、今回は大根、卵、なると、こんにゃく、しらたきを選びました。おでん種はどちらのお店の品物か明記してあり、ちなみに「こんにゃく」と「しらたき」は湯河原の西本商店(夫のいとこ)の店のものでした。

次はまた別のおでん種を試してみたいです。

ランチでお腹いっぱいでしたが、ウインドショッピングをしている間に休憩タイムとなり、とても暑い日でしたのでかき氷を食べようと話がまとまりました。ここ数年、真夏に数回行く、おしゃれ横丁の六番館に行くことにしました。

六番館は入口側が梅干しとコーヒー豆を販売しているみのまさ(美の政)の奥にあります。どちらかといえば、年配の方々の憩いのお店で、いままで出会ったお客さんはほとんどが私より高齢の方々です。

こちらのかき氷は、ふわふわで程よい大きさでとてもおいしいです。何よりも静かで優しい接待をしていただけるお店です。これからも夏になったらかき氷を食べに行きたいお店でしたが今年の8月で閉店と張り紙があって本当に残念です。この夏は暑そうなので、閉店まで何度か出かけて記憶に残したいお店です。

                         鍋島早苗